「プロモ未来ラボ」研究員ブログ

「プロモ未来ラボ」では、所属研究員たちが「気になる」・「知りたい」・
「注目している」ことを自ら取材・体験し、レポートしていきます。

「プロモ未来ラボ」研究員のご紹介

私たちが「今、気になる」モノ・コト・情報をお届けします。

  • ひらりー

    ひらりー

    こんにちは!埼玉の片田舎からやってきました、ひらりーです。好きなことはおいしいものを食べること、音楽、絵、着物を着て出かけること、惰眠を貪ることなど。運動音痴ゆえ、スポーツは観戦専門です。普段は気に留めることはないけれど、知ったらちょっと楽しい気持ちになれるような情報がお届けできればと思います。よろしくお願いします。

  • カオリ

    カオリ

    こんにちは。私は化粧品やインテリア、映画、海外旅行が好きな多趣味OLです。そのせいで休日はあまりゆっくりできず、気が付いたら外出しています。唯一くつろげる時間は、帰宅後に犬2匹と戯れている時間。彼らのモフモフに顔をうずめるのが至福の瞬間です。このブログを通じて、皆さんにワクワクする情報をお届けできるよう、トレンドを日々追いかけて参ります。

実は早すぎることはない?!20代の「終活」

2019年10月7日

 「終活」という言葉が使われ始めて約10年。2012年の新語・流行語大賞のトップテンにも選出されたこともあり、多くの人が耳にしたことがあると思います。そして、その言葉を耳にした人の多くがこう思ったのではないでしょうか。「私にはまだ関係ない」と。

 斯く言う私もその1人だったのですが、90歳近い私の祖母が遺影の写真選びを始めたことをきっかけに、終活について調べてみました。すると、20代に向けた終活推奨の情報が思ったよりも目に入り、実際に終活をしている20代の人もいることを知って驚きました。

 なぜ、平均寿命が80歳を超える日本で、まだまだ若い20代に終活を勧めるのでしょうか。終活では、自分自身で身の周りの整理や必要となるものを用意します。「自分に何かあった時に周りの人が困らないように」という目的で始める人が多いそうですが、終活の、特にエンディングノートに自分史や今後やりたいこと等を書き出す活動は、人生の棚卸ができ、これから自分がどう生きたいのか、生きればいいのかを考える機会にもなるのだそう。近年大きな自然災害が重なり、「自分にいつ何が起こるかわからない」という意識を持つ人が増えていて、且つ、これから様々な人生の岐路に立たされるであろう20代の人たちと終活は、意外と相性がいいのかもしれません。

「プロモ未来ラボ」研究員:ひらりー 

「ウニヒピリ」を大切に。

2019年9月3日

 先日、ウィスット・ポンニミットさんのイラストが描かれている『ウニヒピリのおしゃべり』という本を発見しました。タイトルからは何もわからなかったのですが、可愛い表紙とタイトルの響きに惹かれて読んでみると、ハワイに古くから伝わる「ホ・オポノポノ」というスピリチュアルのお話でした。「ホ・オポノポノ」では身の周りで起きる事象は全て、自分の中にある潜在意識の記憶が原因と言われています。その潜在意識を「ウニヒピリ(インナーチャイルド)」と呼び、記憶をクリーニングしつつ、ウニヒピリを大事にすることで、本来のあるがままの生き方を取り戻し、周りの出来事も良い方向へ変化していくという考え方です。

 作中で最も印象的だったのは「無駄なものが一番キラキラしていて、人生はそういうものを食べたがってる」という言葉。ミニマリストの必要なモノだけ持つという考え方や、近藤麻理恵(こんまり)さんの整頓術が人気を博す中、逆行とも感じられる言葉です。より道の中でふと気づくことコトや、ただ持っているだけでテンションを上げてくれるモノ、一見するとムダに思える中にも大事なことが沢山眠っていて、自分の「ウニヒピリ」が喜んでくれるのだそう。この言葉は、効率重視になっていた私には衝撃でした。

 「ムダ=悪」という概念に縛られ、ムダだからとすぐに切り捨てるのではなく、自分はそれをどう感じているかという気持ちも大事にしたいと思いました。

形も解き方も“唯一無二”のパズル

2019年8月6日

 先日、立ち寄った書店で『はずる』というものを見つけました。はずすパズルで『はずる』。その名前の通り、複数の組み合わさったパーツを「はずすこと」、そしてそれを「もとに戻すこと」をミッションとした立体パズルです。日本の玩具メーカー「ハナヤマ」が販売しています。私は普段からパズルに馴染みがあるわけではないのですが、この『はずる』はどれもオシャレで個性に溢れ、インテリアの一部にもなりそうな形をしていたため、興味を惹かれて思わず手に取りました。

化粧品を『テストする』という挑戦

2019年7月22日

 紙媒体は不調と言われるなかで、好調の雑誌があります。晋遊舎から発行されている月刊女性誌『LDK(エルディーケー) the Beauty』がそれ。『テストする女性誌』をコンセプトに洗剤から収納まで様々な日用品をテストし尽くしてきた『LDK』の美容専門誌として、2017年8月に隔月刊として創刊しました。1号前の創刊準備号の表紙には「ブランドも値段も関係なし! 世界でただ1つ、コスメを本音で評価する雑誌です」とあり登場以来、その“本音”で人気を集めています。

今年はどうなる?!日傘男子!!

2019年7月8日

 夏が近づいてきました。そろそろ紫外線対策にも本腰を入れないといけませんが、「男は関係ない」と思ったそこのあなた、「日傘男子」という言葉はご存知でしょうか?

 実は以前より、直射日光による熱中症やシミなどの対策として、「日傘」を普及させようという動きがあります。そこから誕生したのが「日傘男子」。2013年のユーキャン新語流行語大賞には「日傘男子」がノミネートされており、2017年は埼玉県庁で「日傘男子広め隊」が結成されています。今年は5月に環境省が男性の日傘の使用を促し、認知度は上がってきています。

今年は父の日のプレゼントでも注目された日傘。お値段は¥1,000と安いものから¥10,000を超えるものまで様々。

 男性の意見として多いのが、日傘を使うことに抵抗はないものの、自分だけというのが恥ずかしいという声。周囲と違うことは避けたいようで 、なかなか根付いていませんでした。しかし、昨年は猛暑の影響で男性用日傘の注文が2017年の約3倍という店舗もあり、背に腹は代えられないといったところでしょうか。男性用日傘市場に一筋 光が見えてきました。

 今を時めく若手俳優は色白の方も多く、また美容意識の高い男性も珍しくありません。「日傘男子」が当たり前になるのも秒読みかもしれませんね。

「プロモ未来ラボ」研究員:カオリ